2014年7月3日木曜日

SketchUp で RealTimePreView [03]

以前、SketchUp での RealTimePreView について、Render[IN]Maxwell FIRE について紹介しました。すでに3年が経過し、Render[IN] は Render[IN]2 ($160) となりレンダリングエンジンが高速化、パノラマビュー対応、ネオンライト、背景画像の取り込み対応などが出来る様になりました。(詳しくはコチラ)
Maxwell はその後 SketchUp 専用版 Maxwell for SketchUp (FREE/$99) もリリースされました。(詳しくはコチラ)

そんな状況の中、今回はまたもう一つ、新たにリリースされた RealTimePreView 可能なレンダラ、 Visualizer For SketchUp ($19.99) の紹介です。

"Your Virtual Camera In SketchUp"  とキャッチフレーズにあるとおり、SketchUp 専用の RealTimePreViewer です。Render[IN] や Maxwell と比較した場合、光源としては外光(太陽光)だけなので、外光の入らないインテリアや夜景的な表現はできませんが、逆に外光さえ反映できれば、SketchUp の日付・時間のスライダにリアルタイムに対応したプレビューが可能です。

SketchUp でのモデリングをしつつその場でプレゼンテーションする場合や、テクスチャーの張り替えをリアルタイムにプレビューする場合など、コスト的にも$19.99 なので一つの選択肢として試してみるのも良いのではないでしょうか・・・

Visualizer は独立したアプリケーションで、SketchUp には Visualizer を呼び出すためのプラグインがインストールされ、これとは別に ImaginationVisualizer.app がアプリケーションフォルダにインストールされます。

ImaginationVisualizer.app
インストール後 SketchUp を起動して[表示]メニュー[ツールパレット]から[Visualizer]をチェックするとパレットが表示されます。
このパレットをクリックすると別アプリとして ImaginationVisualizer.app が起動してデフォルトでは最前面にそのウィンドウが表示されます。
後の操作はSketchUp 側でモデルを移動・回転・拡大縮小、Visualizer 側では、通常のカメラの感覚で、ピントや露出を合わせたい位置をクリック、被写界深度を右下のスライダで設定、ときわめて直感的に操作できます。
画像のサイズは4種類 (240x180, 320x240, 640x480, 1024x768) と限定的ですが、リアルタイムにプレビューすることに特化したコストパフォーマンスは好感が持てます。

参考として、Render[IN]2のプレビュー、Maxwell FIRE のプレビューを同じモデルで比較してみました。 それぞれデモ版もあるので、画質の差だけでなく、プレビューのレスポンスを比較して使い分けてみるのもよいと思います・・

Render[IN]2
Maxwell For SketchUp 








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