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2016年9月4日日曜日

SketchUp でパラメトリックモデリング [04]

Viz for SketchUp ver.0.6.1 (early beta) がリリースされました。前回のアップデート (ver.0.5.0) では Mac 版が起動できない状況でしたが、SketchUcation のフォーラムで報告したところ、すぐにアップデートされました。

 前回のポストでリストアップしたノード・リストを更新しました。(NEW061)と表記されているのが今回追加されたノードです。

今回、MakeCone, Cylinder, Line, Rect, Sphere, Teaset, Torus など、さまざまな形状をパラメトリックにコントロールできるノードが追加されています。そんな中で面白いのが、MakeTeaset です。プルダウンメニューから、TeaPod, TeaCup, TeaSpoon  を選択できるようになっています。
大昔からCGのレンダリングテストによく使われたオブジェクトの定番です・・
Viz で生成した Teaset を Visualizer でリアルタイムレンダリング


ver.
Name
Category
Description

Add
Math
Add two numbers/vectors/matrices
(030)
AryConst
Array
Create a array of constant values
(NEW061)
AryFileSink
Array, File IO
Write array data to a text fie
(030)
AryFileSource
Array, File IO
Read array data from a text file
(030)
AryGradient
Array
Create a array of values in the range [min, max]
(030)
AryReduce
Array, Math
Reduce all elements of an array to a single element
based on the selected function such as,
Min, Max, Add, And, Or

ArySize
Array
Compute the size of an array
(NEW061)
Bool3d
Geometry
Computes boolean operations on 3d solids
(NEW061)
CapEdge
Geometry
Cap an edge to for a surface
(NEW030)
Clamp
Math
Clamp the value of two numbers/vectors/matrices
(030)
Eq, Ne, Gt, Ge, Lt, Le が統合
Comp
Math, Logics
Compare x and y based on a comparison function such as:
==(Equal), !=(Not Equal)
>(Greater), >=(Greater Equal)
<(Less Than), <=(Less Equal)
(030)
Container
Container
Container for other nodes

CrossProd
Math
Cross product of two vectors

DirAlign
Geometry, Transformation
Rotate geometry so that Dir0 is aligned to Dir1

Div
Math
Divide two numbers/vectors/matrices

DotProd
Math
Dot product of two vectors/matrices
(NEW061)
ExtractEdge
Geometry
Extract the edge profile from a surface
(030)
Extrude
Geometry
Extrude curves or lines along a profile to create a surface

FBM
Noise
Fractional Brownian Motion noise fucntion
(030)
FaceArea
Geometry, Array
Compute the area of faces in the eometry
(NEW061)
FlipFace
Geometry
Flip face direction

Fx
Math
Mathematical function y=F(x) such as abs, sin, cos, etc.
(030)
Fxy
Math
Mathematical function z=F(x, y) such as min, max, and, or

GeometrySink
Geometry
Output geometry to the modeler

GeometrySource
Geometry
Input geometry from the modeler

GetAttr
Array, Geometry, Attributes
Get numeric attributes from geometry
(NEW061)
ImgFileSink
Imaging, File IO
Write an image to file
(030)
ImgFileSource
Imaging, File IO
Read an image file
(030)
ImgSample
Array, Imaging
Sample an image at position x
(030)
ImgSize
Imaging
Compute the dimensions of an image
(030)
Input
Containers
Create an input attribute in the parent graph

Length
Math
Length (Euclidean Norm) of a vector/matrix

LineSmooth
Geometry
Smooth lines by subdivision up to the specified threshold

MakeCircle
Geometry
Make a circle composed of line segments
(NEW061)
MakeCone
Geometry
Make a cone
(NEW061)
MakeCylinder
Geometry
Make a cylinder

MakeGrid
Geometry
Make a grid of quads
(NEW061)
MakeLine
Geometry
Make a line composed of line segments
(NEW061)
MakeRect
Geometry
Make a rectangle composed of line segments
(NEW061)
MakeSphere
Geometry
Make a sphere
(NEW061)
MakeTeaset
Geometry
Make pieces of a teaset
(NEW061)
MakeTorus
Geometry
Make a torus

Mul
Math
Multiply two numbers/vetorsmatrices

Neg
Math
Negate a number/vector/matrix

Normalize
Math
Normarize a vector/matrix
(030)
NumericInput
IO, Containers
Create an numeric input attribute in the parent graph
(030)
Output
Containers
Create an output attribute in the parent graph

PointNormal
Geometry
Compute the normal at points as average of the 
normal of faces sharing
(NEW061)
PointsToLine
Geometry
Make a line strip out of ppoint positions

Prod
Math
Product of a matrix and a vector / Product of two matrices

Random
Math
Random number generator
(030)
Reduce
Math
Reduce all elements of vector/matrix to a single element based on the selected function such as Min, Max, Add, And, Or

Revolve
Geometry
Revolve curves or ines around an axis to create a solid
(NEW061)
Rotate
Geometry, Transformation
Rotate geometry around an axis

SVec2
Math
Split a vector of size 2 into its two components x, y

SVec3
Math
Split a vector of size 3 into its three components x, y, z

SVec4
Math
Split a vector of size 4 into its four components x, y, z, w

Select
Math, Logics
Select X if condition C is true, otherwise select Y

SetAttr
Array, Geometry, Attributes
Set Geometry's attributes

Sub
Math
Subtract two numbers/vectors/matrices
(030)
TextureXForm
Geometry, Texture
Apply a transformation to the texture of geometry

Translae
Geometry, Transformation
Translate geometry

Triangulate
Geometry
Turn quas and polygons into triangles

Vec2
Math
Make a vector of size 2 from its two components x, y

Vec3
Math
Make a vector of size 3 from its three components x, y, z

Vec4
Math
Make a vector of size 4 from its four components x, y, z, w

X-Axis
Math
Vector pointing along the positive X axis

Y-Axis
Math
Vector pointing along the positive Y axis

Z-Axis
Math
Vector pointing along the positive Z axis
  

2014年8月9日土曜日

SketchUp でシミュレーション [02] Velux Daylight Visualizer

日本ではトップライトのメーカーとして知られる VELUX が 2008 年から公開している室内の昼光による光環境を解析する、Daylight Visualizer というアプリケーションですが、2009 年末に SketchUp データをインポートできるようになり、その後 2012 年に MAC 版もリリースされました。
(開発をしたのは、あの KeyShot をリリースしている LUXION です。)

最新バージョン 2.6.7 はコチラのページで名前とメールアドレス等を登録してダウンロードできます。英語サイトでダウンロードした場合でも、[編集]メニューの[オプション]で言語選択で日本語化可能です。(日本語ページはコチラ)

アプリケーション単体でも、空間を構成する床・壁・屋根・開口部(VELUXの製品)・家具配置など可能です。単純な構成の場合やエスキース段階などは「新規作成」からスタートします。
「インポート」可能なデータ形式は下記の4種類。
SketchUp の場合は Ver.8 までのデータをインポート可能です。

・・・ということで試してみました。
テスト用に簡易なモデルを作ってみようとも考えたのですが、どこまで可能か試す為に、すでにかなり詳細部分まで作り込んでモデリングしてあったデータ(7.6MB程度)をVer.8形式で書き出してインポートしてみたところ、すんなり読み込めてしまいました。
 インポート後は上部のタブを左から順に進めてゆきます。右下にインストラクションもあるので、初めてでもスムーズに作業を進める事が出来ました。まずは[尺度]タブでは、[モデルの倍率]と[単位]を設定します。VELUXのロゴの下にあるアイコンの一番右の[メジャー]ツールで入力したモデルを計測して、適宜設定します。
 次の[面の設定]タブでは、テクスチャを設定します。デイライトによる解析なので、少なくとも開口部のガラス部分だけでもガラスに設定しないと、多分真っ暗になってしまいます。SketchUp 側でまとめて半透明のガラステクスチャを指定しておくと、左下の[部材]リスト欄にその名前がリストアップされるので、選択後[材質]を選んで、[面の設定]をします。[編集]ボタンからテクスチャ画像を取り込んで反射率など細かな設定も可能となっていましたが、とりあえず今回は全てデフォルトで用意されていたなかから割り当ててみました。
 3番目の[立地]タブでは、いわゆるジオロケーション情報を入力します。GoogleMap などで敷地の住所などから場所を特定するとかなり正確な緯度と経度の情報が得られるので、参照して入力します。北の方角は配置図を参照して角度を計り入力しました。
 あとは4番目の[カメラ]タブで、解析するアングルを設定します。各画面の左上のツールアイコンをアクティブにするとパン・拡大・縮小などができます。下段の[出力ビューの設定]にある[カメラビュー]をアクティブにすると、各画面上に[カメラ]のアイコンが表示され、直接アングルを設定しやすくなります。焦点距離でとりあえず28mmを選び画角を広角にするなど、結果が右上にリアルタイムに表示され、わかりやすいインターフェイスとなっています。
最後の[出力]タブでは、[静止画][年間推移][アニメーション]という3つの選択肢があります。今回はこのなかからとりあえず[静止画]を選択して、上記の通りの設定としてみました。全てを確認してここで[出力]をクリックすると解析(レンダリング)がポップアップしたウィンドウで始まります。画像サイズを大きくしたり画質を高くするほどレンダリング時間がかかります。
解析中であっても、下部にある[着色像(明るさ)]または[ISO(分布)]をチェックすることが可能です。それぞれの画像で、さらに[グリッド表示]や[露光調整]も可能となっています。
レンダリングが終了したら、これらの設定をして、[ファイル]メニュー[Save Image(s)]
 から、データ形式を選択して保存します。
画像を保存する前にこのウィンドウ閉じてしまうと、また解析(レンダリング)し直しとなってしまうのでご注意を・・

SketchUp で簡単に作ったモデルで、すぐに解析できるのこの手軽さは、まさに SketchUp Effect !!

2014年7月3日木曜日

SketchUp で RealTimePreView [03]

以前、SketchUp での RealTimePreView について、Render[IN] と Maxwell FIRE について紹介しました。すでに3年が経過し、Render[IN] は Render[IN]2 ($160) となりレンダリングエンジンが高速化、パノラマビュー対応、ネオンライト、背景画像の取り込み対応などが出来る様になりました。(詳しくはコチラ)
Maxwell はその後 SketchUp 専用版 Maxwell for SketchUp (FREE/$99) もリリースされました。(詳しくはコチラ)

そんな状況の中、今回はまたもう一つ、新たにリリースされた RealTimePreView 可能なレンダラ、 Visualizer For SketchUp ($19.99) の紹介です。

"Your Virtual Camera In SketchUp"  とキャッチフレーズにあるとおり、SketchUp 専用の RealTimePreViewer です。Render[IN] や Maxwell と比較した場合、光源としては外光(太陽光)だけなので、外光の入らないインテリアや夜景的な表現はできませんが、逆に外光さえ反映できれば、SketchUp の日付・時間のスライダにリアルタイムに対応したプレビューが可能です。

SketchUp でのモデリングをしつつその場でプレゼンテーションする場合や、テクスチャーの張り替えをリアルタイムにプレビューする場合など、コスト的にも$19.99 なので一つの選択肢として試してみるのも良いのではないでしょうか・・・

Visualizer は独立したアプリケーションで、SketchUp には Visualizer を呼び出すためのプラグインがインストールされ、これとは別に ImaginationVisualizer.app がアプリケーションフォルダにインストールされます。

ImaginationVisualizer.app
インストール後 SketchUp を起動して[表示]メニュー[ツールパレット]から[Visualizer]をチェックするとパレットが表示されます。
このパレットをクリックすると別アプリとして ImaginationVisualizer.app が起動してデフォルトでは最前面にそのウィンドウが表示されます。
後の操作はSketchUp 側でモデルを移動・回転・拡大縮小、Visualizer 側では、通常のカメラの感覚で、ピントや露出を合わせたい位置をクリック、被写界深度を右下のスライダで設定、ときわめて直感的に操作できます。
画像のサイズは4種類 (240x180, 320x240, 640x480, 1024x768) と限定的ですが、リアルタイムにプレビューすることに特化したコストパフォーマンスは好感が持てます。

参考として、Render[IN]2のプレビュー、Maxwell FIRE のプレビューを同じモデルで比較してみました。 それぞれデモ版もあるので、画質の差だけでなく、プレビューのレスポンスを比較して使い分けてみるのもよいと思います・・

Render[IN]2
Maxwell For SketchUp 








2011年11月4日金曜日

Maxwell for SketchUp v.2.6.0

先日 (2011/11/02) Maxwell Render のアップデート版 (ver.2.6.0) がリリースされ, Maxwell Render Suite としてネーミングもリニューアルされました.
今回のリリースで新たに, いままでの構成とは別に, 新たに Google SketchUp 専用のスタンドアロン版 Maxwell for Google SketchUp (FREE/LISENCED) が同時にリリースされています.

Maxwell for Google SketchUp FREE 版のDLはコチラ.
(LICENCE 版は $95 です.)

FREE 版は出力出来る画像サイズが 800pixel, LICENCE 版は 1920pixel とどちらもフルセットの Suite に対していくつかの制限がかかっています。(詳しくは FAQ 参照)

いままで demo 版ではレンダリング結果に mw というウォーターマークが入ってしまっていましたが FREE 版にはありません. 解像度が 800pixel までですが, とりあえずWEB用やPCでのプレゼンテーションには充分かもしれません・・

Maxwell for Google SketchUp は SketchUp 内部で動く Plugin スタンドアロン・レンダラです.  また, 起動するには Microsoft Silverlight が必要なので最新版を事前にインストールしておくとよいでしょう. (未インストールだと起動時にインストールするようにダイアログに表示されます.)


インストールはダウンロードしたファイルを解凍し, plugin フォルダ内にある maxwell フォルダと, maxwell.rb ファイル (ruby script) を, mac の場合, plugin をインストールするいつものフォルダ (*1) にコピーするだけです.
(*1) [Macintosh HD]/ライブラリ/Appliction support/Google SketchUp 8/SketcUp/plugins/

いろいろ制限はあるものの, SketchUp な表現が FIRE ボタンであっというまに Maxwell な表現に!


この画像は SketchUp8 FREE 版+ Maxwell for Google SketchUp FREE 版で実際にレンダリング/保存した画像です. texture は全てSketchUp附属のデフォルトのものですが, 編集はできないものの FREE で公開されている MXM Gallery のものすごく豊富なマテリアルを利用出来る事もあり, この SketchUp Effect はさらにすごいことになりそうな予感デス・・



2011年5月30日月曜日

SketchUp で RealTimePreView [02]

Maxwell Render Plugin for SketchUp 6/7/8


2010年7月のSiggraphで発表・公開された Maxwell Render の RealTimePreView = FIRE (Fast Interactive REndering) は, 2010年12月に Ver.2.5 (update) としてリリースされました. リリース当初は FIRE 対応するアプリケーションは 3ds max, Lightwave, Maya, SolidWorks の4つだったのですが, その後順次FIRE対応Pluginがリリースされ(Houdini, Modo, Rhinoceros), 2011年5月26日 SketchUp, Ciname4D 用 Plugin が同時にリリースされました. (これで対応するアプリケーションは9になりました.)
インストーラは SketchUp の対応するバージョン (6/7/8) に合わせてそれぞれ別々に用意されています.

MenuIcon の左から4番目が Maxwell FIRE です. ( Plugin menu -> Maxwell -> Maxwell FIRE )
表示されたPreView Window の左上の[FIRE]をクリックすると, 最初はデータ処理に多少待たされますが, すぐに PreView が表示され, その後は SketchUpの操作に合わせてInteractive に Rendering されます.
操作は極めてSimpleです.
Render[in]との比較では, 環境の設定で空には雲の生成はないものの, Physical Sky, Sky Dome, Image Based Lighting(HDRI) と, Maxwell Studio で設定できるものは全て可能です. さらに地盤面側もSketchUpの設定を反映させる以外に, 直接色指定, MXMマテリアルの指定もできるようになっています.

モデリング中にリアルタイムに素材感を含めてプレビューされることの効果は, SketchUp のさらなる可能性を広げるものなのではないでしょうか.

2011年5月27日金曜日

SketchUp で RealTimePreView [01]

SketchUp まわりの RealTimePreView ができるレンダラがいろいろ出てきました。大昔はレンダリングというとテクスチャや光源、環境の設定をして、その後時間を掛けてレンダリング、思ったとおりにならない部分を修正してまたレンダリング・・・なんてイメージがありました.(大昔すぎ?)その後のCPUやGraphicCardの性能の進化で, ゼロ年代になってからはレンダリングに待たされる時間はどんどん短縮されてきたものの, ワークフローとして「設定」をして「レンダリング」という流れは同じでした.
RealTimePreview は modeling 中を含めて, テクスチャや環境などの「設定」の段階で解像度は多少犠牲にしているものの, その「レンダリング」結果を瞬時にプレビューするものです.


SketchUp の 3D 化による Visuarization に RealTimePreview が加わると, いままで使っていた SketchUp が別次元に進化します. それはディスプレイに表示される, あくまでもヴァーチャルなイメージなのですが, 視覚からその情報を取り込んだ脳にはあたかもそこに存在しているような, 「モノ感」とでもいうような感覚として伝わるのです.

Render[in]
SketchUp での RealTimePreview, その筆頭として挙げられるのは, 昨年9月にβ版0.8がリリースされ, その後12月までの間は 0.81, 0.82, 0.83 と毎月のアップデートが FREE のまま継続し, 今年1月に正式版としてv.1がリリースされた Render[in]です。(for SketchUp FREE/PRO, 7/8, Win/Mac $160)


空の設定が豊富で、SketchUpで設定している緯度と経度と日時に追随する太陽と、4種類の雲のスライダーによる設定が可能です。また、夜の時間を設定すると、ちゃんと空には星が光っているのがなかなかです。


地盤側の設定は残念ながら今のところ予め用意されている草原と土(?)と海、カラーパレットから選ぶ色のみという状況です。

必要な場合、マテリアルごとにRefrection, Shininess, Bump, Refraction の度合いをスライダーで設定可能です。

光源は現状点光源のみですが設定可能です. グループ化されたオブジェクトを選択して光源として追加するボタンを押すだけで光ります. 光源の色とその強さ, 光る方向の角度なども設定可能です.