2016年1月28日木曜日

2016 で Visualizer / SketchUp で RealTimePreView [05]

昨年3月にフリーになった Visualizer ですが、最終リリース当時の SketchUp の最新版は 2015 でした。 Visualizer は 2013, 2014, 2015 に対応しており、インストールすると自動的にプラグインが所定の場所に格納されていました。

SketchUp は最新版が 2016 となりましたが、Visualizer は 2016 で動くのか?

SketchUcationでの書き込みSketchUp のフォーラムでも紹介されていますが 2016 でも動きます!!

現時点でも Visualizer のインストーラは公式ページから DL 可能です

いままで一度も Visualizer をインストールしたことがない場合は、インストーラを使ってインストールするわけですが、このインストーラは、Mac の場合、以下の様に幾つかのファイルを所定のフォルダにインストールします。

Imagination Visualizer.app (アプリケーション本体)
 -> /アプリケーション フォルダ
Imagination Visualizer.rb および Imagination Visualizer フォルダ
 -> /ライブラリ/Application Support/SketchUp 20XX/SketchUp/Plugins/ フォルダ (XX は 13, 14, 15)

Macintosh HD のライブラリフォルダの Application Support フォルダを開くと、SketchUp の 2013, 2014, 2015 3つのフォルダに、たとえ該当する SketchUp をインストールしていなくても、それぞれにインストールされてしまいます。

ということで、SketchUp 2016 に Visualizer をインストールするには、上記でインストールされた(あるいはすでにインストール済みの)Imagination Visualizer.rb と同名のフォルダを、2016 のプラグインのフォルダ(ルートのライブラリまたはユーザーのルートのライブラリフォルダ内の Application Support/SketchUp 2016/SketchUp/Plugins/)にコピーします。

その後 SketchUp 2016 を起動して、[SketchUp] メニューの [環境設定...] の [拡張機能] の一覧表で、 Visualizer をアクティブにすると、
[表示] メニューの [ツールパレット] から Visualizer のツールパレットを表示できるようになります。

手作業でプラグインをインストールする方法については SketchUpMac で昔書いていましたが、ルートのライブラリフォルダ内も認識してくれるので *.rbz をインストールする場合と使い分けるといいかもしれませんね・・


SketchUp でシミュレーション [03] Velux Daylight Visualizer Ver.2.8.3

VELUX の Building Simulation Tools (Daylight Visualizer, Energy & Indoor Climate Visualizer) を解説する YouTube Channel
https://www.youtube.com/user/VELUXsimulationtools

そのなかから、SketchUp model のインポートのチュートリアル・・


以前のポストから約18ヶ月・・ Daylight Visualizer の現時点での最新版は Ver.2.8.4(Win), Ver.2.8.3(Mac) となりました。
Mac 版のリリースは 2015/04 で、SketchUp V2015 形式データまでが読み込み可能となっています。




2016年1月27日水曜日

SketchUp + LayOut で天井伏図

3Dモデルを各階で、たとえばFL+1500で切断して床方向を見て平行投影すれば、平面図表現となります。 [カメラ]メニュ→[標準ビュー]→[下] (ショートカットは⌘1)

天井伏図の作成は、同じ切断面を、同じ位置にコピペして、切断方向を反転して、⌘2([カメラ]メニュ→[標準ビュー]→[上])で、平行投影すると、天井方向を見たシーンとなりますが、天井伏図としては平面図に対して反転したものとなってしまい、このままでは使えません。

ではどうするか・・・

当初思いついたことは、モデル全体を天井伏図用に、あらかじめ全体をスケールコマンドで左右反転(VCBから−1倍)していました。(あるいは上下反転でも・・)
平面図用と天井伏図用と、モデルが別になってしまうと、修正作業が倍になってしまう件は、苦肉の策として、モデル全体をコンポーネント化してしまい、コンポーネントのエクスポートとインポートで、整合性をとればいいかなと・・
(※修正は書き出したコンポーネントのコンテンツで行い、天井伏図用モデルデータはこのコンポーネントコンテンツを取り込み直すだけで、反転したモデルもオリジナルと整合性が取れるというわけです。)


SketchUp Forum で、こんなふうにしていることを書き込んでみたところ、目から鱗の返信が!! (英語ですがポストはコチラ・・

なんと簡単な方法で、モデル自体はそのままで、反転した天井伏図の作成可能でした。
あまりに簡単すぎて・・皆さん既に常識だったらスミマセン・・

切断面を反転して下から平行投影した天井伏図シーンを登録して、LayOutに取り込んだら・・
取り込んだSketchUpデータを表示しているエリアを、マウスで左右(あるいは上下)反転です!
VCBから−1と入力すると正確に反転します。
ちなみに、[ウィンドウ]メニュー→[SketchUpモデル]ダイアログの、[表示]タブで、[リサイズ時に尺度を維持する]設定としておくと、指定した縮尺で固定できるので、先に縮尺設定しておいたほうが、わかりやすいかもしれませんね・・