いよいよ月末ですが、SketchUp 7.1 日本語版のリリースは、はたして???
結局今回リリースされた日本語版は7.0だったため、最新の英語版7.1を使うためには、Mac版の場合、現状やはりStyleBrowserのBUGフィックスをするしかない状況の様です。 7.1日本語版はいつごろのリリースになるのでしょうか???
(09/11/17 修正/加筆)
2009年10月27日火曜日
2009年10月19日月曜日
SketchUpで施工図チェック[03]
躯体がある程度建ち上がってくると、現場の工程では製作期間をふまえサッシ図の承認が必要になってきます。通常、実施設計図と現場の施工図をもとに、サッシメーカーが製作図をつくり、その図面を、躯体との収まりや意匠、寸法などを図上でチェックし承認してゆきます。
将来的には 3D Warehouse あるいは各メーカーのHPなどから、製品のインテリジェントな Dynamic Compnent をDownload できるようになってほしいものですが、今回は、サッシもチェックを兼ねて自前でモデリングしました。
サッシの断面を正確に入力していてはデータが重くなりすぎるので、今回は、主に外観/内観から見える部分をある程度簡略化して、それなりに忠実にモデリングしてみました。断面が同じで W(幅)/H(高さ)寸法の違いのみの場合、簡単に変形できる SketchUp の編集能力のおかげで、モデリングには思っていたより時間はかかりませんでした。
FIX窓/FIX+開き窓/滑り出し窓/開き戸・・・など、代表的なパターンをモデリングした後、製作図をチェックしながら W/H 寸法を調整しました。
この段階で、現場で取り付けるより先に、モデリングした躯体とのとりあいも正確に確認することが出来ました。下図ではさらに、外壁の一部に取り付ける金属パネルとの取り合いを確認しています。
さらには、バルコニーの手すりなどのパーツをモデリングし、ここまでのデータをレンダリングすると、この段階で外観イメージを確認する事ができました。
Rendering は Maxwell Render を使用。SketchUp用Pluginがあり、パネル部のテクスチャは指定しておらず、RC躯体テクスチャはSketchUp で指定したまま、ガラス部のテクスチャのみ、Maxwell側で指定。レンダリング時間はそれぞれ60分程度。
将来的には 3D Warehouse あるいは各メーカーのHPなどから、製品のインテリジェントな Dynamic Compnent をDownload できるようになってほしいものですが、今回は、サッシもチェックを兼ねて自前でモデリングしました。
サッシの断面を正確に入力していてはデータが重くなりすぎるので、今回は、主に外観/内観から見える部分をある程度簡略化して、それなりに忠実にモデリングしてみました。断面が同じで W(幅)/H(高さ)寸法の違いのみの場合、簡単に変形できる SketchUp の編集能力のおかげで、モデリングには思っていたより時間はかかりませんでした。
FIX窓/FIX+開き窓/滑り出し窓/開き戸・・・など、代表的なパターンをモデリングした後、製作図をチェックしながら W/H 寸法を調整しました。
この段階で、現場で取り付けるより先に、モデリングした躯体とのとりあいも正確に確認することが出来ました。下図ではさらに、外壁の一部に取り付ける金属パネルとの取り合いを確認しています。
さらには、バルコニーの手すりなどのパーツをモデリングし、ここまでのデータをレンダリングすると、この段階で外観イメージを確認する事ができました。
Rendering は Maxwell Render を使用。SketchUp用Pluginがあり、パネル部のテクスチャは指定しておらず、RC躯体テクスチャはSketchUp で指定したまま、ガラス部のテクスチャのみ、Maxwell側で指定。レンダリング時間はそれぞれ60分程度。
2009年10月15日木曜日
Street View VS SketchUp Model
2009年10月8日のGoogleBlogで、日本のStreetViewのエリア拡大の情報がアナウンスされていました。昔設計に関わっていた札幌のモエレ沼公園をStreetViewで確認出来る様になり、遊具のModelingを再開してみました。当時の設計資料はすべて2Dのため、StreetViewで確認出来る事は、かなり役立ちます。
・StreetViewでここまで拡大して確認可能に!(さらにもう1段階可能)
・SketchUpでモデリング、配置方向や配色など、すぐに確認できました
SketchUpとGoogleEarth, GoogleMap, GoogleStreetView, そしてさらにはつい先日発表された、GoogleBuildingMakerと、ますます面白い事になりそうです。
・StreetViewでここまで拡大して確認可能に!(さらにもう1段階可能)
・SketchUpでモデリング、配置方向や配色など、すぐに確認できました
SketchUpとGoogleEarth, GoogleMap, GoogleStreetView, そしてさらにはつい先日発表された、GoogleBuildingMakerと、ますます面白い事になりそうです。
2009年10月14日水曜日
Mac版 GoogleSketchUp 7.1(FREE/PRO) StyleBrowser バグフィックス方法!
※以下は最新リリースでは解消されています。
SketchUcation Community Forum
上記フォーラムの記述をたどると、QA teamのSketchUp Guide Tommyの記述に、バグフィックスのためのシェルスクリプトと、その使用方法が詳しく記述されています。(スクリプトのダウンロードをするためには SketchUcation Forum への無料のユーザー登録が必要です。)
結局のところ原因は 英語版のSketchUp7.1のアプリケーションパッケージ内部に保存されている、"Styles.strings" というテキストファイルの文字コードが、asciiコードであり、これを、日本語環境では、UTF-16 として読み込んでしまっていたため、正しく表示されないということでした。
上記シェルスクリプトは、この "Styles.strings" の文字コードを ascii からUTF-16 に変換して入れ替えるというものです。
SnowLeopardユーザで、日本語版SketchUp7.1が出るまで待ちきれない方はお試しを・・・(ただし、自己責任にてお願いします。)
※一応、ここにも、シェルスクリプトをコピーペーストしておきます。使用にあたっては、上記フォーラムの記述をよく読んでくださいね。
#!/bin/sh
# Rename the Styles.strings file
sudo mv "/Applications/Google SketchUp 7/SketchUp.app/Contents/Resources/English.lproj/Styles.strings" "/Applications/Google SketchUp 7/SketchUp.app/Contents/Resources/English.lproj/Styles.strings.ascii"
# Generate UTF-16 version of Styles.strings
sudo iconv -f ascii -t utf-16 "/Applications/Google SketchUp 7/SketchUp.app/Contents/Resources/English.lproj/Styles.strings.ascii" > "/Applications/Google SketchUp 7/SketchUp.app/Contents/Resources/English.lproj/Styles.strings"
# Cleanup
sudo rm -rf "/Applications/Google SketchUp 7/SketchUp.app/Contents/Resources/English.lproj/Styles.strings.ascii"
2009年10月11日日曜日
SketchUp + 数値地図
SketcUpに限らず、最近、数値地図のCADデータ化でお世話になっている、「品川地蔵の地図とマックと」の「マックのプログラム実験室」に10/09「基盤地図25000ビューア0.9β1」が公開されました。
前回、江の島のモデリングでは、「基盤地図ビューア」を利用しましたが、扱うデータは「縮尺レベリ2500」のもので、25000レベルのものは対象外でした。2500レベルのデータには標高データがあるのですが、これは、このままでは等高線とはなっていないため、同じく公開されている、「SimpleDEMViewer」で等高線表示をしていました。
「SimpleDEMViewer」の出力する等高線はベクトルデータではなく、あくまでも画像データだったため、マニュアルで等高線をトレースしていたわけです。
今回実験室に公開された「基盤地図25000ビューア」は現時点でまだベータ版ですが、「基盤地図ビューア」をある意味補完するもので、扱うデータが「縮尺レベル25000」となっています。もちろん、縮尺レベルが25000であるため、2500とくらべるとデータの密度 (?) の差はありますが、数値地図を利用出来る範囲が広
がるメリットは計り知れません。
国土地理院のHPからダウンロードできる「縮尺25000レベル」の数値地図情報には等高線のデータも入っているので、今度はトレースせずに、ある程度の等高線データをベクトルデータ化する事が可能になり
ました。
△「基盤地図ビューア25000」の表示選択画面欲しいデータだけを選択してPDF出力する事が可能です。
※「基盤地図ビューア」についても、少し前の10/05アップデート版(Ver.1.1.0) が公開されています。
前回、江の島のモデリングでは、「基盤地図ビューア」を利用しましたが、扱うデータは「縮尺レベリ2500」のもので、25000レベルのものは対象外でした。2500レベルのデータには標高データがあるのですが、これは、このままでは等高線とはなっていないため、同じく公開されている、「SimpleDEMViewer」で等高線表示をしていました。
「SimpleDEMViewer」の出力する等高線はベクトルデータではなく、あくまでも画像データだったため、マニュアルで等高線をトレースしていたわけです。
今回実験室に公開された「基盤地図25000ビューア」は現時点でまだベータ版ですが、「基盤地図ビューア」をある意味補完するもので、扱うデータが「縮尺レベル25000」となっています。もちろん、縮尺レベルが25000であるため、2500とくらべるとデータの密度 (?) の差はありますが、数値地図を利用出来る範囲が広
がるメリットは計り知れません。
国土地理院のHPからダウンロードできる「縮尺25000レベル」の数値地図情報には等高線のデータも入っているので、今度はトレースせずに、ある程度の等高線データをベクトルデータ化する事が可能になり
ました。
△「基盤地図ビューア25000」の表示選択画面欲しいデータだけを選択してPDF出力する事が可能です。
※「基盤地図ビューア」についても、少し前の10/05アップデート版(Ver.1.1.0) が公開されています。
SketchUpで施工図チェック[02]
現場の進行状況に合わせて、躯体の施工図を順次チェックしながらモデリングしてゆくと、SkechUp 上にバーチャルな現場が、ある程度再現出来てきます。
今回は、RCの型枠の割り付け/セパレートの位置までは、モデリングに反映出来ていませんが、各階毎の水平目地や、ひび割れ防止のために必要な垂直目地はその位置の検討をしながらモデリングに反映しています。
サッシ回りの躯体の欠き込みなども、ある意味、現場の施工精度よりも正確な寸法でモデリングしています。
SketchUpの、このハンドリングの容易さは、今後(あるいはすでに)施工者との、3Dデータの共有による工事監理を、より身近なものにしてゆくのではないでしょうか・・・
つづく・・・
2009年10月10日土曜日
SketchUp7.1 (FREE/PRO) SnowLeopard 日本語環境でのBUG
MacOSX10.6 (SnowLeopard) でSketchUP7.1 (FREE/PRO) の StyleBlowser の表示がおかしくなるのは、OSの言語環境が日本語(その他韓国語や中国語等)になっている場合のBUGであることがわかりました。
現時点でこの問題を回避するためには、システム環境設定でOSの言語環境を英語にする必要があります。
このバグフィックスは、多分そろそろ出てくる日本語版では解消されるとは思いますが・・・
それまで、英語版でこの問題を解消する方法がないものなのかどうかスタイルの納められているフォルダへのパスの設定かなにかを書き換えて、直らないものかどうか・・・??
現時点でこの問題を回避するためには、システム環境設定でOSの言語環境を英語にする必要があります。
このバグフィックスは、多分そろそろ出てくる日本語版では解消されるとは思いますが・・・
それまで、英語版でこの問題を解消する方法がないものなのかどうかスタイルの納められているフォルダへのパスの設定かなにかを書き換えて、直らないものかどうか・・・??
2009年10月2日金曜日
Mac版 GoogleSketchUp 7.1 クリーンインストールの件
7.1 (FREE/PRO)のクリーンインストールについて、
SketchUcation Community Forum
で、問いかけたところ、Mac 版のインストーラを作成した開発者自身から直接アドバイスが届きました。
どうやら、完全なクリーンインストールとはなっていなかった様で、先に書いていたファイルの他に、インストーラのレシピも削除しておかなければならないとの事です。(詳しくは上記フォーラム参照)
ところが、このレシピのハンドリングについて、SnowLeopardに なって変更があり、どうやら、さらに込み入った状況が重なってしまっている様子・・・
開発者自ら、クリーンインストールの手順を、実際に試してみて、そのための、SketchUpの手作業によるアンインストールの方法を、示していただけるとの事です。
ということで、本件についてはさらに検討中・・・
ところで、いよいよ10月には、SketchUp7.1の日本語版が、今度こそ出てきそうな気配です・・・
SketchUcation Community Forum
で、問いかけたところ、Mac 版のインストーラを作成した開発者自身から直接アドバイスが届きました。
どうやら、完全なクリーンインストールとはなっていなかった様で、先に書いていたファイルの他に、インストーラのレシピも削除しておかなければならないとの事です。(詳しくは上記フォーラム参照)
ところが、このレシピのハンドリングについて、SnowLeopardに なって変更があり、どうやら、さらに込み入った状況が重なってしまっている様子・・・
開発者自ら、クリーンインストールの手順を、実際に試してみて、そのための、SketchUpの手作業によるアンインストールの方法を、示していただけるとの事です。
ということで、本件についてはさらに検討中・・・
ところで、いよいよ10月には、SketchUp7.1の日本語版が、今度こそ出てきそうな気配です・・・
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