2019年4月1日月曜日

Skimp で地形モデルを軽くする

地理院地図の3D地形モデルをSTL形式でダウンロードしたファイルを SketchUp にインポートして空撮イメージを投影モードテクスチャとして貼ったモデルがあったので、このモデルを先日リリースされた Skimp で軽くできないかどうか?試してみました。



モデルを保存した時のファイルサイズは約53.5MB、SketchUp で開いた時のモデル情報ではエッジが195593、面が130056となっています。

Skimp は SketchUp 本体に組み込んで起動する有料プラグインです。
(WIN/MAC 対応:$179/year → 発売記念価格 $99/year)
※下記に価格改定されました
Ver.1.x : 永続ライセンス:$189 
月払いサブスクリプション:$  7/月x12 = $84/年
年払いサブスクリプション:$65/年

インストールして表示されたツールバーの左から2番目のアイコンまたは、[機能拡張]メニューの[Skimp]のサブメニューから[Simplify Selection] で、選択したモデル (グループ/コンポーネント) を単純化 (Simplify) できます。


コマンドを実行するとダイアログが表示され、モデルのメッシュの構成状況が確認できます。ダイアログの一番上には面の数を示す数字とどのくらい単純化しているかを示す%表示があり、その下のオレンジ色のスライダーボタンに連動しています。


スライダーを右にスライドさせるほど%は小さくなり、インタラクティブにモデルのメッシュの構成状況も変化してゆきます。形状によってどこまでオリジナルの雰囲気を残したいか?様子をみながらモデルのサイズを調整できるインターフェイスとなっています。

今回の地形モデルでは、10%程度まで下げても地形の大幅な変化はありませんでした。
スライダーの下にある[Replace]と表示されたボタンを押すと変更が確定され、オリジナルのモデルが単純化されたモデルに置きかわります。


形状変更されても、当初貼られていたテクスチャはそのまま有効です。また、10%を指定したので当然のことながら、モデル情報を見ると、エッジは19471、面は12889となり、ファイルサイズも 5.8MB と1/10 となりました。

モデルの形状によってはどこまで単純化できるかに差はあるとおもいますが、このプラグインによって見た目ほとんど同じでデータサイズを軽くできることは地形モデルにとってもかなり有効であることが確認できました。

次回は、同時にリリースされた transmutr や MeshLab の Simplify 機能についても試してみようと思います。

 




2018年12月22日土曜日

3D BASECAMP 2018

SketchUp 3D BASECAMP 2018 にフル参加してきました・・
すこしずつ、SketchUp の YouTube チャンネルでその様子が公開されてきています・・


Chris Rosewarne - Concept Art


Nicholas Sonder, David Zachary - Structural Engineering with SketchUp


Erin Pfarr - Business as Usual... in SketchUp



Eric Shimelpfenig - Centerpoint of Communication and Fabrication



Matthew Chambers - Animation in SketchUp


Bonnie Roskes - Interior Design Choices


Reliving 3D Basecamp 2018


Rodrigo Cerci - Low Poly Illustration


Duane Addy - Big CAD in SketchUp


Eric Sargeant - Software to Deliverable


Felix Heuman, Anders Lyhagen - Accurate Urban Modeling for 3D Printing


Dave Cooperstein - Build the Impossible

2018年11月24日土曜日

SketchUp と OpenStreetMap

Alphacox ビジネスブログに投稿した投稿へのリンクです

(1) SketchUp と OpenStreetMap
https://www.alphacox.com/blog/616/

(2) OpenStreetMap の SketchUp での活用
https://www.alphacox.com/blog/660/

(3) SketchUp で OpenStreetMap の建物入力
https://www.alphacox.com/blog/815/




2018年7月20日金曜日

Profilebuilder3 で JIS の鋼材のプロファイルを作成・・

Placemaker に続き、 mindsightstudio から先日リリースされた SketchUpPro 専用プラグイン Profilebuilder3 ($79.00) と QuantifirePro ($79.00) の日本語化を担当しました・・

QuantifirePro については、Profilebuilder2 に付属していた集計機能 (Quantifier Tool) が機能強化されて独立したプラグインとなったものです。開発した mindsightstudio のサイトでは、 BIM Bundle として、Profilebuilder3 と QuantifirePro のセットが 25% OFF の $119.00 で購入可能となっています。(ただしユーザーガイドは英語です・・)
QuantifierPro は Mac でもインストールして操作可能ですが、集計機能は現状 Win のみで Mac では集計できません・・

既存の Profilebuilder2 の登録ユーザーには、登録したメールアドレス宛に、アップデート用にクーポンコードが送られてくるので、$30.00 OFF の $49.00 でアップデート可能です。( BIM Bundle セットの場合は $89.00 )

実は今まで Profilebuilder2 のユーザーだったのですが、あまり実務での利用ができていませんでした。今回、 Profilebuilder3 の日本語化を機に、いろいろと実務で試してみようと思い、今回のバージョンアップでかなり機能が強化されましたが、まずは日本の規格の鋼材のプロファイルをいくつか作ってみました。


まずプロファイル(断面形状)を SketchUp でXY平面上に作図します。この時、X軸(赤)とY軸(緑)の方向に注意。今回は例えば H鋼で、H-250x250x9x14 の断面形状を作図します。R部分はセグメント数が標準のままだと大きすぎるので注意が必要です。(3セグメントでも表現上は十分だと思います。)

次にプロファイルダイアログを開きます。(ツールアイコンの一番左、または [機能拡張] メニュー > Profaile Builder 3 > プロファイルダイアログ)
ダイアログにはデフォルトでプロファイルが表示されていますが、作図した断面形状(エッジまたは面、またはその両方)を選択した状態で、プロファイルダイアログの右上にある「+」ボタンをクリックすると、プロファイルの名前を入力するダイアログが表示され、名前を入力すると、その名前と、作図した断面形状がプロファイルダイアログに表示されます。
あとはプルダウンメニューから、プロファイルをビルドするときの基準点(プロファイル画像に赤い点で表示されている)と、必要であれば基準点からのオフセット値を入力すれば、この断面形状(プロファイル)でインタラクティブにクリックしながら構築(ビルド)可能となります。

プロファイルダイアログの左下の「ビルド」ボタンをクリックしてから、 SketchUp のワークスペースで、マウスをクリックしてその点を基準に「プロファイル」を「ビルド」します。プラグインの名前が Profile Builder なので、この部分のコマンド名はあえて、「ビルド」としています。
定義したプロファイルはそのままでは消えてしまうので、再利用する場合は特定のフォルダを指定して、プロファイルダイアログの右上、「+」ボタンの左のフロッピーディスクアイコンのボタンから保存します。プロファイルにつけた名前が自動的にファイル名となり、1プロファイルごとに単なる SKP ファイルとして保存されます。

Profilebuilder サイトの Profile Library ページには、ドイツ、イギリス、オーストラリアの鋼材のプロファイルやその他のサンプルが公開されています。








2018年5月15日火曜日

SketchUpのBIM的活用法



4/28 11:00 - 11:30 Lumion Forum 2018 東京会場にて
@フラクシア品川クリスタルスクエア

2017年9月2日土曜日

ArcGIS Earth にモデルを配置

ArcGIS Earth v.1.6 がリリースされました。
※投稿している間に、v.1.6.1 がリリースされていました (2017.09.04 追記)


2016/01 にv.1.0 がリリースされた当初から *.kml, *.kmz ファイルのインポートは可能でしたが、 その後バージョンアップを重ね、今回リリースされた v.1.6 ではさらに様々な3Dデータ形式にも対応しました。
・各バージョンごとの What's new はコチラ
・サポートされた3Dデータ形式の一覧はコチラ

ジオロケーション情報のない3Dモデルを配置する場合はどのようなことになるのか?SketchUp で作成したモデルを配置可能かどうか試してみました。

ArcGIS Earth は FREE で下記リンクからダウンロード可能です。( WIN のみ)
http://www.esri.com/software/arcgis-earth

比較のため、まずは位置を特定( SketchUp 側で「場所を追加」)して「ジオロケーション情報」を持った、 kmz ファイルを作成します。

出力した kmz ファイルを ArcGIS Earth で読み込みむ場合は、左上のメニューバーの「+」のプルダウンから 「Add files」 をクリックして、「Select files 」から kmz ファイルを指定します。(単純に kmz ファイルを ArcGIS Earth にドラッグ・ドロップも可能です)


特にデフォルト設定のままですが、モデルのスケール、配置場所、回転状況は問題なく取り込まれ、ArcGIS Earth 上のさまざまなレイヤにモデルを取り込んで、みて回ることができます。

位置情報を持たない、単なる3Dモデルデータの場合は、読み込みは同様ですが、取り込み後に「位置情報」「回転情報」「拡大・縮小率」を設定できます。
ArcGIS Earth が対応する3Dデータ形式のうち、 SketchUp でエクスポート可能なデータ形式は以下の通り多肢に渡ります。
*.3ds, *.dae, *.fbx, *.obj, *.dxf, *.stl, *.ifc

kmz の場合と同様に同じモデルをデフォルト設定のままで試してみました。結論としては現状 dae(collada) 以外の形式の場合はモデルの単位など調整の必要がある様です。
エクスポートするモデルは、配置するとき、座標の原点を基準とするので、扱いやすい様にモデルの中心あるいは端部などが原点となるようにしてからエクスポートしています。

各データ形式のそれぞれの取り込み結果は以下の通りです。

*.3ds の場合
テクスチャは取り込まれますが、スケーリングがNGです。超巨大な状況で取り込まれ、高さは地球の直径より大きくなってしまいました!

*.dae (collada) の場合
*.kmz がうまくいっているので当然なのかもしれませんが、テクスチャ・スケーリング共に問題なく配置可能です。
配置の基準に緑色の十字矢印カーソルが表示され、マウスでドラッグして配置します。また、十字矢印カーソルの近くに回転カーソルがあり、ここをマウスでクリックした場合は十字カーソル(原点)を中心とした回転となります。それぞれの状況はダイアログに数値で表示され、ダイアログから直接数値指定も可能です。ダイアログではまた、スケーリングファクターを0.1〜99.9の間で指定可能です。
(上記の画像では、原点位置がずれていたので、モデルのコーナーが原点となるように配置しなおして取り込み直しました。)

*.fbx の場合
テクスチャは取り込まれますが、スケーリングがNGです。*.3ds ほど超巨大ではないですが、それでもかなり巨大です。


*.obj の場合
同じく、テクスチャは取り込まれますが、スケーリングがNGです。上記に比べると小さいですが、まだまだ巨大です。

*.dxf の場合
テクスチャ情報がうまく伝わらず、スケーリングもNGです。(*.fbx と同程度?)

*.stl の場合
Trimble が公開している STL の import/export を可能にするプラグイン ( SketchUp STL )を利用してエクスポートしたデータです。テクスチャは伝わらず、スケーリングもNG、さらに座標軸の変更が必要です。

*.ifc の場合
SketchUp 側では特にモデルになにもタグ付けせず、そのまま IFC 出力しています。テクスチャ情報は伝わりませんでしたが、スケーリングは問題ありませんでした。

以上のとおり、kmz 形式以外のデータを SketchUp で作成して配置する場合は、とりあえず dae (collada) 形式が良さそうです。取り込み後スケーリングは調整可能ですが、指定できる範囲が、0.1〜99.9までとなっているので、dae 以外の場合は、モデルの単位や軸の向きなど事前の調整をしておくほうが良さそうです。

ちなみに、もちろん GoogleEarthPro にとりこんだ kmz は下記の通り問題ありません。
ブラウザ版の新しい GoogleEarth はスケーリングがNG

以上、色々試した結果です・・



ArcGIS Earth に関するその他のリンクなど・・

ArcGIS Earth の概要
http://learn.arcgis.com/ja/projects/get-started-with-arcgis-earth/

ArcGIS Earth による世界の探索
http://learn.arcgis.com/ja/projects/get-started-with-arcgis-earth/lessons/explore-the-world-with-arcgis-earth.htm

UI overview
http://doc.arcgis.com/en/arcgis-earth/get-started/ui-overview.htm

Keyboard Shotcuts Reference
http://doc.arcgis.com/en/arcgis-earth/get-started/keyboard-shortcuts.htm

2017年5月12日金曜日

新しい GoogleEarth (Chrome版) にモデルを配置

2017年4月18日に公開された WEB(Chrome) 版の新しい GoogleEarth (ver.9.0.33.1)  で、現状まだテスト機能ということですが、SketchUp でエクスポートしたモデルデータ (KMZファイル) を試しに取り込んでみました。
いつものとおり SketchUp 側でジオロケーション情報を取り込み、そこに簡単なモデルを配置します。
エクスポートした KMZ ファイルをまずアプリケーション版の GoogleEarthPro (ver.7.1.8.3036) で開き、 問題ないことを確認しました。
新しい GoogleEarth が公開されてからはアプリケーション版の GoogleEarthPro のレイヤに「新しいGoogleEarth」という項目が追加され、既定のブラウザが Chrome に設定されていれば、ここからブラウザ版に表示を切り替えできるようになりました。
新しい GoogleEarth で KML/KMZ ファイルを開くためには、まずサイドメニューを表示して「設定」でこの機能を有効にする必要があります。ここではその他に「測定単位」についても「m・km」として「保存」しておきます。
KMZ/KMLファイルを読み込む場所は、すこしわかりずらいですが、サイドメニューの「お気に入り」です。
「設定」で「KML ファイルのインポートを有効にする」設定をしていると、「お気に入り」に「KML ファイルをインポート」というリンクが表示されます。
ファイル自体はローカルな環境または、GoogleDrive から選択可能となっています。
表示は「KML ファイルをインポート」となっていますが、SketchUp から出力した KMZ ファイルも指定可能です。

ここまでの手順で特になにも問題ないはずなのですが、現状取り込まれた KMZ ファイルのモデルのサイズが約40倍となってしまいました。 
1000/25.4=39.3700787... なので、もしかしたら単位の換算のバグなのかもしれません。「設定」で単位を「インチ・フィート」とした場合でも結果は変わらなかったので、現時点ではバグフィックスを待つ必要がありそうです・・・
サイドメニューに「フィードバック」があったので、ここからこの件についてスクリーンショット付きで報告してみました・・