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前回、江の島のモデリングでは、「基盤地図ビューア」を利用しましたが、扱うデータは「縮尺レベリ2500」のもので、25000レベルのものは対象外でした。2500レベルのデータには標高データがあるのですが、これは、このままでは等高線とはなっていないため、同じく公開されている、「SimpleDEMViewer」で等高線表示をしていました。
「SimpleDEMViewer」の出力する等高線はベクトルデータではなく、あくまでも画像データだったため、マニュアルで等高線をトレースしていたわけです。
今回実験室に公開された「基盤地図25000ビューア」は現時点でまだベータ版ですが、「基盤地図ビューア」をある意味補完するもので、扱うデータが「縮尺レベル25000」となっています。もちろん、縮尺レベルが25000であるため、2500とくらべるとデータの密度 (?) の差はありますが、数値地図を利用出来る範囲が広
がるメリットは計り知れません。
国土地理院のHPからダウンロードできる「縮尺25000レベル」の数値地図情報には等高線のデータも入っているので、今度はトレースせずに、ある程度の等高線データをベクトルデータ化する事が可能になり
ました。
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△「基盤地図ビューア25000」の表示選択画面欲しいデータだけを選択してPDF出力する事が可能です。
※「基盤地図ビューア」についても、少し前の10/05アップデート版(Ver.1.1.0) が公開されています。
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